饅頭の値段の謎

饅頭の値段の謎

こんにちは! Satoshiです。

 

今回は、タイとラオスの国境沿いの町チェンコン(タイ側)で見つけた、饅頭の値段の謎にせまります。

 

チェンコンに到着した日のことです。私は夕食を探し、自転車で町に出かけました。

 

すると個人商店が一つ、あったので何か食べられるものはないか探しました。

 

すると、なんだか肉まんの入っていそうな感じの銀色のかまがあります。

 

店員さんに対してかまを指差すと、店員さんはこっちへやって来てかまを開けてくれました。

 

かまの中には、小さな白い肉まんみたいなのと、肉まんよりももう少し小さなピンクの饅頭みたいなのがありました。

 

私は、肉まん二つとピンクの饅頭一つを買うことにしました。そして値段がなんと、

 

10バーツ(35円)!

 

破格の安さです。

 

もちろん肉まんも饅頭も、食べようと思えば一口で食べられるくらいの小ささでしたが、

お値段も相応に安かった。

 

そしてふと思いました。

 

これって、肉まんがいくらで饅頭がいくらだろうか?

 

普通に考えれば、肉まんが4バーツで饅頭が2バーツか、饅頭が4バーツで肉まんが3バーツです。

 

 

そんなのはまぁいいか、とその時は思ったのですが、

その翌日また肉まんを買う機会があったので、

今度は肉まんを二つ買うことにしました。

 

これで値段が分かるはずです。

 

私は前日と同じように肉まんの入ったかまを指差し、肉まんを二つ頼みました。

そうして、私は財布から10バーツを渡して、おつりが返ってくるのを期待していると、、、

 

彼女はにこっと私にほほえんで、

 

肉まんを1つ、袋に追加しました(全部で3つになった)。

 

 

でーーーーー 割り切れねーーーー

 

 

(ちなみに でーーー は、パラグアイの若者の男性の一部が使う「マジかよ」的な表現です)

 

そう、肉まんは、割り切れない。

 

とそのとき、チェンコン滞在時のワンシーンがハイライトのように私の頭を駆け巡りました。

 

——–

 

朝、私がある屋台を自転車で通り過ぎたときのことです。

 

あのソーセージみたいなのなんだろう?

 

と思い、私はUターンしてその屋台に戻りました。

 

屋台からは、とっても優しそうなおばあちゃんの目線が私を捉えています。

 

そして、よく見ると「それ」はソーセージではなかったことに気づきます。

 

バナナです。

 

そう、バナナでした。

 

正確にはバナナの丸焼きでした。

 

バナナには見えないが実はバナナなのだ!

 

私は動揺を顔に出さないように、それを指差し、

 

一つ

 

とジェスチャーしました。

 

するとおばさんは、「~~10バーツ」

 

と言ってきました。

 

一本10バーツなのかな、

 

と思った私は、10バーツを出して渡すと、

 

彼女はにっこりと私にほほえみかけ、

 

バナナを三つ、袋に入れました(全部で3つ)

 


 

そう、つまりそういうことでした。

 

チェンコンは、3つで10バーツが好きな町なんだ!

 

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