タイ二日目!! 第二ラウンド~バンコクで知らないおじさんに着いていく~

タイ二日目!! 第二ラウンド~バンコクで知らないおじさんに着いていく~

タイ二日目第二ラウンドです。

タイ二日目第一ラウンドは、以下の記事をご覧ください。

https://satoshi377.com/?p=65

 

タイ二日目、タニヤ・スピリットで両替を終えた僕は朝食を食べようと思い、通りで飲食店を探していると、、

 

「ごめんね、日曜朝、閉まってるね」

 

とどこからともなく日本語をしゃべれるタイ人っぽいおじさんがやってきました。

 

ちょっと色黒で、半そでで、まさに「片言の日本語をしゃべれるタイ人のおじさん」というイメージそのものの感じのおじさんです。

 

彼は、「今日は日曜日だから、ここは11時から」

 

と聞いてもいないのに、その店が閉まっているということを教えてくれました。

 

そして、「日本人?」と確かめるように聞いてきました。

 

私は、「そうだよ」と言いながらも、

 

少し怪しいな、、

 

と感じていました。

 

彼は,

 

「ごめんね、朝はこの辺はあまり店あいてないよ」

 

からはじまり、、

 

「僕はいまツーリストカウンターで働いているんだ」

 

とか

 

「水上市場のツアーがあるんだ。朝出かけて昼過ぎに帰ってくるやつ。いいよー」

 

などと話しかけてきました。

 

 

私は内心

 

はやく朝食が食べたいな

 

と思っていると、

 

彼は、「ツーリストカウンターはまだ開いてないんだ」

 

などという情報も追加してきました。

 

 

私は、ふーん、じゃあそんなに付きまとわれずにすむかな、、

 

などと思っていると、彼は

 

「これから何するの?」と聞いてきました。

 

「朝食を食べて、サンダルを買って、、」

 

などと言っていると、

 

「朝食なら、安いところ知ってるよ」

 

と言うので、せっかくなので教えてもらうことにしました。

 

めんどくさいことになるくらいならここでしっかりと断っておくべきだったのですが、私はそれくらいさっさと朝食が食べたかったのです。

 

 

そうして彼が案内してくれた店は、なかなかに高級そうな店で、安くは見えませんでした。

しかし彼は、30バーツ(約100円)のトーストのメニューを僕に見せると、

 

「これは安い」

 

と教えてくれました。

 

まあ確かに、トーストに限ってはそんなに高くなかったのでまあいいかと思ってその店にすると、

ナチュラルに彼も一緒に入ってきました。

 

彼は、

 

「わたし おなかいっぱい あなただけ」

 

と言うので、

 

私は、トーストを頼みました。

 

そうすると、店員さんはドリンクは?と聞いてくるので、迷った挙句スプライト(40バーツ/約140円)にしました。

 

あれ?飲み物の方が高いや、、

 

彼は、私の前の席に座りひたすらいろいろな話をしてきました。

 

「あなたは何歳?」

 

からはじまり、

 

「これ マイ サン」

 

といったように彼の息子の写真を見せてくれました。

 

なぜか、彼の息子がパンツ一丁で寝そべってゲームをやっている状態の写真でした。

 

あんまり仲良くないのかな、、

 

と、トーストとスプライトが出てきたので私は食べはじめます。

 

おじさんは僕が食べている間も話しかけてきます。

 

ですが自然に対応しているとおじさん、いきなり神妙な面持ちになって、小指を突き出してきました。

 

「バンコク、コレ ヤスイネ」

 

コレ、、、って

 

するとおじさん、日本語で話すのをやめ、英語に切り替えてきました。

 

先ほどまでの会話でも、ちらちら英語で話したりしていたのですが、今度は英語メインで話しかけてきます。

 

恐らく、タイ語>英語>日本語 の順に話せるのでしょう。

 

「ヤスイヨ。 イット イズ エクスペリエンス」

「イフ ユー ノット ドゥー イット、 イット イズ オーバー. ナッシング」

「イフ ユー ドゥー イット, (中略) ユー キャン チェンジ」

 

私は基本的に無言で食事を続けていました。

 

彼は、なんだかよく分からないけど、言いたいことはなんとなく分かるくらいの英語で説得を試みてきます。

 

しかも神妙な面持ちで

 

「ワタシ シッテルネ グッドプレイス」

「ニセンバーツでトッテモイイトコロ ビジンね」

 

私は無言でトーストパンをにバターを塗りながら、少し笑いそうになってしまいました。

 

 

めんどくさいことになったww

 

 

しかも彼、意外とテクニシャンです。

 

何がって、この場所は結構いいめのレストランなので、周りに欧米系の人も少しいたりするのですが、

 

彼は絶妙に、英語の中に日本語を混ぜて、周りには分かりづらいように説明してきます。

 

しかし私があまりに無反応だったためか、しばらくすると彼は切り替えて、

 

「ソレカ、二千バーツでウォーターマーケットイチニチ イケル」

 

と提案してきました。

 

「コレモエクスペリエンス」

 

 

「ドッチガイイ? ウォーターマーケットか、コレ(小指をちらつかせる)か」

 

私は、

 

どうして2000バーツ払ってどちらかをしなければいけないような感じになっているんだ?

 

と内心思いつつも、

 

「うーん、、」

 

とだけ返事をしておいて、トーストパンをかじります。

 

、、、、、

 

しばらくすると彼は、

 

「マダ ワカイダカラ ウォーターマーケット イイカモネ」

 

という感じで、ツアーの方に話を持ってきました。

 

私はちょっと安心すると、

そういえば最初に言っていた半日のツアーはいくらくらいなんだろう?と内心気になっていたので、聞いてみました。

 

すると、「700バーツ くらい」

 

と彼は答えました。

 

「オススメネ アサ ホテルにバス来る ボートでずーっと行ってウォータービレッジ見れる」

 

うーん、まあ、そんなに高くはないか、、

 

と、私はトーストを食べ終え、残ったスプライトを飲み干すと、会計を頼みました。

 

彼は、「このあと、時間アル?」と聞いてきました。

 

時間はあるけれど、、、

 

「あるなら、ツーリストカウンター 行く?」

 

彼は、私をツーリストカウンターまで連れて行こうとしました。。

 

会計を済ませてお店を後にした私は甘くも、

 

別に近いならさっさと行って少し話だけ聞いてみてもいいか

 

と思ってしまっていたので、

 

「どこにありますか?」と聞くと、

 

「コッチ」

 

と彼は案内し始めました。

 

 

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