ケニアのキアンブ(Kiambu)という町に行ってきた

こんにちは、Satoshiです。
今回は、ナイロビからバスで50分ほど行ったところにあるキアンブ(Kiambu)という町を散策してみた時のことを書きたいと思います。
マタツでキアンブへGO
キアンブの場所は以下の通りになります。
Nairobiからマタツ(バスのようなもの)で行く場合、70~100シル(約80~110円)で行けると思います。
その際のNairobiのマタツ停留所は以下の場所にあります。
マタツ停では「キアンブキアンブー」と客引きしているお兄さんがいるはずなので、
その人に確認してマタツに乗ればOKです。
マタツに関しての豆知識は以下をご覧ください(僕の主観です)
【マタツ豆知識】
- お金を払うタイミング:マタツに乗って走り出してからちょっと経つと、集金係兼客引きのお兄さんが距 離に応じた料金を徴収しに来る。
- 行き先を伝えるタイミング:乗るときでも払うときでもいいが、一度伝えれば大体お兄さんは完ぺきに暗記していてくれるので記憶力やばい。
- 音楽:社内では基本的にノリのいい系の音楽がかかっている。たまに音楽がガンガンにかかっているやつがあるのでそれに当たらないように祈ろう。
- 外装:基本ド派手だが、キアンブに停まっているマタツは白と黄色でおとなしめの色のが多かった。
- 安全度:たまに左ウイングプレーヤー(車道の左側の土道にはみ出しながら前の車を抜かしていくタイプのドライバー)がいて、それに当たるとちょっと怖いけど、Uber(タクシー配車アプリ)のドライバーでもたまに右ウイングプレーヤー(対向車線にはみ出して抜かすタイプのドライバー)がいるので、これまた祈るしかない。
どこで降りればよいか迷っていると、終点で降ろされました。
↑終点は、ここです。


なんだか久しぶりに、「町だなー」と思いました。
この、都市じゃない感じが個人的には好きです。
とはいえ、特に行く当てもなかったので、とりあえずローカルレストランに行くことにしました。
ローカルレストランで突然の修羅場
このローカルレストラン、めちゃくちゃいいとこだったのですが、ちょっと色々あり、修羅場を迎えました。
前半は何も起きずに、のほほんと進みます。

メニューはこんな感じです。単位はケニアシリング(1ksh=1.1円)なので、大体日本円と変わらないくらいなのですが、メインディッシュがほとんど100円台という驚きの安さ

僕はBeef Pilauという料理を頼みました。
Pilau(ピラウ)は、特徴のある香辛料が使われているピラフのような料理で、
Beef Pilauはそれに牛肉がセットになったやつです。
めちゃくちゃおいしかったです。通ってもいいレベル。

また僕は、飲み物にWhite Chocolateというのを見つけて試しに頼んでみたのですが、
まず温かいミルクがたっぷり入ったカップが運ばれてきて、さらにチョコレートパウダーみたいなのと、砂糖が運ばれてきました。
これはどうやら、「作ってね」ということみたいです。結構おいしかったので良かったです。
ちなみに、ただのChocolateというドリンクメニューもあったのですが、
それはもしかしたら「お湯+パウダー+砂糖」だったのかな、、なんて推測した僕でした。
ちなみにこのローカルレストランで僕は、かなり目立ちました。
そもそも恐らく日本人などめったに来ない場所だったのだと思うのですが、
客が僕一人な上に、従業員さんが4名くらいだったので、すごく僕の方を見てきました。。
従業員さんは皆女性で一人の若いウエイトレスと、30代くらいの少しオーナー感のあるレジの女性と、厨房のおばさんという感じだったのですが、
突如、オーナー感のある女性(以下オーナー)が僕にとんでもないことを言ってきました。
オーナー「彼女(若いウエイトレスを指して)、あんたのこと好きらしいよ」
僕「、、、ほう、、」
オーナー「彼女を奥さんにどうだい?」
僕、、、、(まさかの展開ににやけざるを得ない。どうする?アイフル?)
オーナー「日本に連れてっておいでよ」
僕があからさまに戸惑っていると、オーナーは続けました。
オーナー「それとも、黒人はだめかい?」
僕「いや、そういうわけじゃ、、」(内心:いやそこじゃない!初対面でまだ話したこともないのに結婚話を持ち掛けているのがそもそもおかしくないか?)
僕はその後、なんとかして「いきなり結婚というのはあれだから、最初は友達くらいで、、」
みたいな感じで説明して、連絡先を交換して、店を出ました。
出た瞬間、後ろの方からオーナーとウエイトレスの歓喜のハイタッチみたいなのが聞こえてきました。
僕は無事、修羅場を丸く収められたことに何となく満足しながらも、
レストラン入るだけでこんなことになるなんて、旅ってすげーなー。世界って広いや。
と、謎の感傷に浸りました。
キアンブの街を散策
レストランを出た後は、キアンブの街を散策しました。



ちなみに市場ではおじさんにからまれました。おじさんに挨拶を返していると、なんだか親しげな雰囲気を装いつつ腕をつかんできて、このジーパンを俺に買ってくれないかみたいな感じでせびられました。
周りに地元の若者とかもいて(にこにこしていて)、危険な感じはあまりなかったので僕は
「もしあなたが私の欲しいものを売っていれば買うけど、いまはそうじゃないから無理だ。」
とおじさんに言いました。
するとおじさんはちょっと僕の腕を握る手を緩めたので、僕は「また今度ね、」と言うと、
「分かった。また今度!」みたいな感じで解放されました。
正直この市場はドローカルだったため、入るの一瞬迷うようなところでしたが、
入ってみるとやっぱり浮きました。
古着や香辛料や葉っぱや野菜などいろいろ売っていましたが、あんまり写真を撮れる雰囲気じゃなかったです。
というわけで、まあ何となく散策に満足した僕は、マタツ乗り場に戻ってきました。
二番乗りだったため助手席に乗せてもらったのですが、
謎の人形がなんかいい味をだしていました。


やっぱり町探検はいいなー、と思いました(月並)
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