ケニアの歯医者で親知らずを抜いてもらった結果【手術・術後・費用等】
こんにちは!Satoshiです。
不覚にもケニアで親知らず二本も生えてきてしまった僕は、
ナイロビの歯医者に行き、親知らずの抜歯手術を受けてきました。(しかも二本同時)
そのため今回は、
「手術はどうだったか」
「術後は大丈夫だったか」
「費用はどうだったか」
などについて、書いていきたいと思います!
初診の時の体験はこちらに書いてあるのでぜひ!
1.手術当日の流れ
僕が手術を受けたのは、ナイロビにあるMolars Dental Clinicというところです。
前回の診察から3日ほど経過したこの日、僕は若干(2時間程度)遅刻してこのMolars Dental Clinicに到着し、受付で要件を言うと、少し腰かけているように言われ、一時間ほど待ったときでしょうか、とうとう「Satoshi」と僕の名前が呼ばれました。
診察室に通されると、歯科医療器具の置いてある台の上に何やら物騒なものが置いてあります。
そう、注射針です。
ともかく僕は椅子に腰かけると、前回と同じドクターの女性に、「痛みはどうでしたか?」と聞かれたので、「大丈夫でした」と答えました。
同じドクターで安心しました。
「じゃあまず、麻酔を打つので座ってください」
とうとう親知らずの抜歯手術が始まる pic.twitter.com/ZSkDLb50mh
— Satoshi377@ケニア (@Satoshi377) 2019年4月10日
と言われ、僕は椅子に横になりました。
そして、口の中に何やら少し苦めの消毒的なのを塗ると、容赦なく、注射針が僕の口に飛び込んできました。
僕は注射系が本当に苦手なので、(血液検査や、予防接種ですら気を失ったり気持ち悪くなったりした。)この麻酔が一番緊張しました。心臓バクバクです。
この麻酔、まず口の中に5カ所くらい刺されました。刺されたときが痛かったです。
麻酔を打たれてからかれこれ15分ほど待たされている。もう、ほっぺを噛んでも全然痛くない
— Satoshi377@ケニア (@Satoshi377) 2019年4月10日
そして、20分くらい待たされて、再び注射針二本分打たれました。
ただ、二回目の注射はほとんど痛くなかったので(一本目の注射の影響で)、まぁ良しとします。
二回目の注射を打たれてしばらくすると、とうとう手術が始まりました。
手術中の僕の感想は、以下になります。
その後ドクターは何やら長い紐のような物を取り出し、奥歯の方に持ってきた。僕は察した。
(これは、、、僕の親知らずに巻いているに違いない。)
何やらドクターはひもを結んだりしている。
(やばい、まじか、引っこ抜くのか。それはやばい。おわた。両方一気に抜くなんて言わなければ良かった)
— Satoshi377@ケニア (@Satoshi377) 2019年4月10日
どうやらそうらしい。今度は左の親知らずを、力業でガチャガチャやり始めたからだ。
にしても、すごい音がする。歯がきしんでいる。
(麻酔が切れたあと死ぬやつだコレ)
そうこうしているうちにあっという間に縫合は終わり、布みたいなのを噛まされ、手術は終わった。
麻酔切れたら死ぬんやろな~
— Satoshi377@ケニア (@Satoshi377) 2019年4月10日
と、こんな感じでした。
本当に、ひもで引っ張って抜くと勘違いして、超焦りました。
終わったと思いました。
手術の方が無事終わって良かったです。
手術は大体20分くらいでした。
2.術後はどうであったか?
手術後ですが、実は手術前に、術後の過ごし方に関する紙を渡されていたため、その紙に従って過ごすことになりました。
この紙も前回の診察で配られた問診書と同じく一面びっしり英語で書かれていて読むのが大変でしたが、大体以下のようなことが書かれていました。
- 24時間絶対安静(患部を刺激しない)
- 術後30分は、術部に挟んだパッド(ガーゼみたいなやつ)を噛み続ける(しゃべったりしてはいけない)
- 基本的に術部が痛くなるので、痛み止めを飲みましょう。痛かったら氷を外側から当てるのも手です。
- 空腹時に痛み止めを飲むと吐き気を催す可能性が高いです。
- 麻酔の影響で口が麻痺することがありますが、噛まないように気を付けましょう
- 術後8時間は歯磨きをしない(その後3日間は術部を避けて歯磨きをする)ようにしましょう。
- 術後24時間はうがいをしないでください
- やわらかいものを食べてください。アルコールは術後48時間は控えてください
- たばこダメ絶対
- 縫合の除去と回復状況の確認のためにもう一度来診する必要があります。
歯磨きはしていいけど、うがいはしちゃいけないの?とかちょっと突っ込みどころがありましたが、まあ一応言われた通りにしました。
気になる痛みですが、手術を終え家に到着して30分くらいが経過すると、やはりまあまあ痛くなってきたので、痛み止めを飲みました。
そして、痛みが来るのを待ちつつ、しばらくPCで作業などをしていました。
すると、、、
全然痛くならない!
痛くなさ過ぎて逆に僕は驚きました。
日本で親知らずを抜いたときはめちゃくちゃ痛かったからです。
さすが、一錠100円以上する痛み止めなだけありました。
ただ、出血はなかなか止まらなくて、家について少し水を飲んだ時、めちゃくちゃまずい味がしたと思ったら、手術跡から出血していました。
僕は血の止め方をググり、熱いお茶を飲んで舌をやけどしたり(熱いお茶を患部に当てると熱されて出血が止まるらしかったため)、昼寝したりしていたら、結果的に血はある程度止まりました。
そして夜はお茶漬けを食べたり、ちゃんと渡された紙の言うとおりに生活をしたら、
至って良好に回復していきました
ちなみに手術4日後くらいにもう一度歯医者に行き、術糸をほどいてもらったのですが、なんとその時は無料でした。
ものの1分で終わりましたが。
3.結局いくらかかったか?
気になる費用ですが、
以下の通りです。
診察料 : 1000ksh(約1100円)
レントゲン: 5000ksh(約5500円)
薬代: 3715ksh(約4100円)
合計: 9715ksh(約10700円)
2日目(手術日)
抜歯代:6000ksh×2本=12000ksh(約13200円)3日目(縫合糸の切除)
無料
合計:21715ksh(約23900円)
でした!
ちなみに、歯科治療は普通の海外健康保険では降りないのですが、
その代わりに日本には海外療養費制度というのがあるらしく、それを使ってみようと思っています。
まあ、結構書き方が雑だったので役所で受け入れてもらえるかはやってみないと分かりませんが(笑)
海外療養費制度とは:
国民健康保険に入っている人は、海外で受けた治療費の内、日本で同様の治療を受けた場合の自己負担額を差し引いた分(つまり7割)を、申請すれば返金してもらえるという制度です。
まあまとめると、ケニアで親知らずの治療は、やる前は結構不安もありましたが、
やってみたら意外と大丈夫でした。
(でも、日本で受けれるならそっちの方が絶対いいです笑)
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