スペインで一番しんどかった「地獄の3月1日」

スペインで一番しんどかった「地獄の3月1日」

 

僕は、2019年3月1日、結構悲しい目に会いました。

なので、この日を僕は「地獄の3月1日」と名付け、丁重に葬ることにしました。ネタにして。

 

なんせこの日1日で5~6万円の手痛い損失を被ったのだから、、、

 

その日は、ケニアに行くはずの日だった。

3月1日は、スペイン旅行の最終日であり、ケニアに行くはずの日でした。

ちなみに僕は、マドリードの宿に泊まっており、その日は早朝から電車でバルセロナへ向かい、

正午発の飛行機で、バルセロナの空港からケニアへ飛ぶ予定でした。

 

まあ実は、マドリードから直接ケニアへ飛べばよかったのですが、

気づいた時にはすでにバルセロナからケニア行きのチケットを買ってしまっていました。

 

それはさておき、僕は予定通り早朝マドリードの宿を出るとバスに乗り、マドリードの駅まで行き、

マドリードからバルセロナへ3時間ほどで着く電車に乗ることができました。

この時点では何もかも予定通りでした。

 

そして無事バルセロナ・サンツ駅へ着くと、そこから空港へ向かう電車に乗る必要がありました。

事前にグーグルマップで調べてあった電車に乗れば、二時間前には空港につく予定でした。

 

プラットフォームが分からない

しかし、この空港行きの電車、どのプラットフォームから出るのか分かりません。。

試しにスーツケースを持った人が降りていったエスカレーターで自分もおり、そこで人に尋ねてみると、

「あっちのプラットフォームだ」

と言われたので、そっちのプラットフォームに行きました。

 

すると、他にもたくさんのスーツケースを持った人たちがいて、これに違いないなと思ってしまいました。

今思えば、これがまじで笑える悲劇を引き起こすのですが、、

 

プラットフォームに来た電車に乗り、Google Mapで確認すると、ちゃんと空港の方に向かっています。

僕は安心しつつも、しばらく携帯をいじっていました。

 

そうして携帯をいじっていたのですが、なぜか、この電車、止まりません。

 

ちょっと焦ってGoogle Mapを確認してみると、僕は、出発したバルセロナサンツ駅から、

空港をはさんで、バルセロナサンツ駅から空港までの距離と同じくらいの距離を

オーバーしてしまっていました。

 

僕は焦ってGPSを見返しましたが、どうもこれは嘘じゃないようです。

僕は慌てて他の乗客に、この電車はどこへ向かっているのか?と聞きました。

 

すると、なんちゃらかんちゃらという答えが返ってきたのですが、

僕のいる付近にはそのような地名は見つからず、

とにかく空港に向かってはないのだということはわかりました。

 

ちなみに「僕は空港に行きたかったんだ」とその乗客に伝えると、ちょっと爆笑してました。

僕もつられて笑っちゃいました。

 

しばらくして、Google Mapを見返してみると、はるかかなたに、

先ほど言っていたなんちゃらかんちゃらという地名を発見して、僕は背筋が凍りました。

 

スーパー遠い。

 

僕は、「これはもしかして終わったやつかもしれん」と思いながら、

車窓から海を眺めていました。

皮肉なくらい、うみはきれいだったなぁ。。

 

 

そして、僻地に到着した

そうしてしばらくすると、僕はVilanova i la Geltrúという、スーパー僻地に到着したのです。

ちなみにここ、空港からは直線距離で33kmほど。

 

まさか、一駅でこんなにも運んでくれる電車が空港と同じと思われるプラットフォームから出てるとは、、

と思いました。

 

到着したプラットフォーム

 

折り返しの電車は、15分後ほどにありました。

そして、電車は8分ほど遅れて出発しました。

手遅れでした。

 

電車に乗りながら、少なくとも公共交通機関では出発時刻の20分前くらいにしか到着できないと分かった僕は、途中の駅で降りて(折り返しの際はやたら停車した)、タクシーを探すという賭けに出ました。

 

幸いタクシーはすぐに見つかり、出発の40分前くらいに到着することができました。

運転手に感謝して、ちょっと大目に払って(全部で3000円くらいした笑)、

チェックインカウンターへ駆け込みました。

 

投了図、きたる

チェックインカウンターに到着するも、なぜか、人が全くいませんでした。

 

まじか、、と思いながらもインフォメーションカウンターに駆け込みましたが、無理とのこと。

一応、スイス航空が僕の乗るはずだったモロッコ航空と提携しているようなのでそこを訪れるも、

無理とのこと。

 

もう少し粘っていると、「別日を探してあげるからパスポートを見せて」と言われ、

腰に手を当てると(いつも腰巻にパスポートを入れていたため)、

 

あれ?ない

腰巻がない(笑)

 

んなばかなと思ってかばんも、スーツケースも探したけど、無い

ついでにその腰巻、パスポートの他に僕のデビットカードと、20ドルくらいの現金も入っていました。

 

さすがに僕も少し混乱して、いったんベンチに座って水を飲み、ふー、、と一息ついてから、

もう一度くまなく探すも、無い。

 

「これ、パスポート無かったらどっちみち乗れんかったやん」と一人でつっこみながらもう一度探すも、

やっぱりありませんでした

あぁ、誰か言ってたなぁ。命の次に大切なのはパスポートだと。

 

とりあえず僕は、カードについてはいったん止めることにしました。ネットから停止の手続きを進めると、

僕は腰巻を探すことにしました。

 

まず、最も可能性が高いホテルに電話しましたが(この日最初から腰巻つけてなかった説)、

見つからないとのこと。。

 

次に、僕が電車を利用したRenfeという会社にも問い合わせを試みましたが、スペイン語ではなくて

カタルーニャ語で話しかけられたため、さっぱりぱーでした。

 

空港内で落とした可能性もなくはないため(ダッシュしたから)、空港の落とし物取扱所の場所を聞きに

インフォメーションカウンターへ行くと、落とし物取扱所は出国ロビーの二階下にあると教えてくれました。

 

パスポートを落としたことも述べると、警察署も空港の奥についているみたいで、教えてくれました。

 

そのとき僕はパスポートを落とした時の対処についてもググったのですが、やはり一度警察署で

紛失届を発行してもらい、そのあと大使館に行くというのが大筋なようだったので、

ひとまず警察署に行くことにしました。

 

そして警察署、大使館へ

そうして警察署に行って、紛失届を発行してもらうこと1時間弱(大使館の場所を聞いたり、Renfeに代わりにカタルーニャ語で電話してもらったりした)、僕は急遽大使館に行くことになりました。

 

3/1は金曜日だったため、この日を逃すと土日となり大使館は閉まってしまうからです。僕は大使館の場所を教えてもらい、そこに向かいました。

 

※ちなみに、この時警察署で警官が僕のスペイン語をほめてくれたのが、この日最初の嬉しいポイントでした。

 

ちなみに大使館に行く途中も僕は、

・バスチケットを買うも領収書だけ取ってチケット取り忘れたり(後ろの優しいおばさんが教えてくれた)、

・バス降りる場所間違えたり、

・乗り換えてバスに乗るところをメトロに乗ってしまったり、

とやらかしまくり、

 

何かこんなにいろいろやらかすと逆にすがすがしくなるわー

 

という境地に至りました(笑)

 

そうして無事、予定より30分遅れ位で大使館に到着すると、

なんとパスポートの再発行、今日中にできるとのこと!

 

というのも僕は、パスポートの有効期限が残り1年3か月ほどと少なめだったため、一応戸籍謄本とパスポート用の写真を持ってきていました。

これが役に立った。

 

あ、ちなみにパスポートの再発行には129ユーロ(17000円弱)かかりました。

 

なんとか再発行してもらえ、ついでに僕はこの日の宿もなかったため、

ちょっと厚かましくも、どこかに良い宿はないか聞くと、

教えてもらえました。

 

宿へ到着して

僕はその宿へ向かい、部屋へ行き、再度ケニア行きの航空券を予約し、シャワーを浴びると、

めちゃくちゃお腹がすいてきて、ケバブを食べに行きました。

 

ケバブがおいしかったからもう何でもいいや

 

おいしかったケバブ

と思いながら宿へ戻りましたが、

冷静に家計簿をつけると、

 

3月1日の時点(3月初日!)で

交通費 6000円(マドリードからバルセロナの電車代10000円は意図的にのぞく)

航空券代 31700円

パスポート代 16770円

宿泊費 3000円

食費(ケバブ)520円

計57990円!

 

というすさまじい金がかかっていて、

ちょっとへこみました。

 

いやー、、まじで盛大にしくじったなーーー(笑)

 

現場からは以上です。